清流馬瀬川は、いつまで清流であり続けられるでしょうか?また、流域に住む人たちの生活は今後も守られるのでしょうか?
昔に比べると、魚族の数は大幅に減少してしまいました。度重なる河川改修で、魚の隠れ場所がなくなっています。大水が出たら折角放流したあまごも鮎も、下流に下ってしまいます。魚道がないので、ダムから魚はもどってこれません。水質の変化で水生昆虫も減りました。
針葉樹が6割の森林は手入れの悪さもあり保水力に欠け、雨水はストレートに流してしまいます。
渓流魚釣りは、橋の下で場所取りをする人のための釣堀りになってしまいました。釣れない川に来る釣り人は減っています。環境面も悪化しています。河原でバーベキューをすることの是非はともかく、ゴミを埋めたり流したり、何とモラルの低いことか!
でも、まだ馬瀬川は他の下流の河川に比べればまだまだきれいです。
私たちは馬瀬川を守りたい。できることなら昔のような、魚も虫も多い状態に戻したい。釣り人が、川遊びをする人たちが喜んで来るような川にしたい。都会の人たちに魚のことを、虫のことを、森のことを、住民の文化を伝えて喜んでもらいたい。観光やさまざまな事業を通じて地域の収入源を確保し、人口減少を食い止めたい。
そのために、私たちは立ち上がりました。団体の名前は「馬瀬川プロデュース」です。プロデューサーというのは、イベントを企画して宣伝して資金をとって事業に結びつけるのが仕事です。馬瀬は昔から、いいものがあるのに宣伝力が弱かったのです。
私たちは川に、自然に、文化に関するイベントを企画します。宣伝や広報に努めます。川そして地域の環境保全や環境教育も手がけます。都市住民との交流を企画します。生態系の調査もします。落ちた魚が戻れるよう、魚道の調査研究もします。財源確保のため補助金獲得もしますし、新たな収入源も探ります。地域内の既存の事業や施設が維持できるよう受け皿にもなります。そして何より、川を自然を愛する人達が喜ぶような状況づくりに励みます。
この団体は地元民だけで固めず、真剣に馬瀬川を考える人は誰でも歓迎します。地域人口が1、400人近くまで減少し、伝統的行事の維持が困難になっている現在、1人でも多く外部の協力者を求めることが必要です。
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