| 午前中は水辺の館前での実釣りです。ビギナーは倉上講師に丁寧な仕掛けの解説から、経験者は石垣講師(大学の先生だけあってとても指導が上手です)、それからエキスパートは天野講師に対応をしていただきました。晴天ですが前日強い雨が降り少し水が高め。エサ釣り師に場を荒らされるのを避けるため当日朝に参加者自らの放流を行いましたがアマゴの活性はいまひとつ。それでも経験者は釣れたりなんらかのアタリがあり、丁度来ていた地元新聞社の取材にも釣れたアマゴを見せることができました。
昼食は市内で釣り宿を営む天野さんのところで手配した地元食材を使った弁当、そして午は座学。岐阜県河川環境研究所からは昨年上流部で始めた人口産卵河川の取り組み。馬瀬川は自然豊かに見えますが、渓流魚特にアマゴが産卵する支流部の多くが堰堤で分断されてしまってます。今から魚道を整備するのは膨大なコストがかかり難しいですが、既存の流れをアマゴやイワナが産卵しやすい環境を整備することは取り組みやすい、と研究者は考えています。馬瀬川では昨年秋、全国で4番目となるこの実験に取り組みました。まだ結果を出すには早いですが、人口産卵河川を含め各種の方策を通じ、川により天然の、より多くの魚を増やしたいと地元漁協では考えています。なお、渓流魚を増やすための研究について、昨年解説本が出版されました。
続いては毛ばり巻き教室。テンカラ釣りは10人10色のテンカラーと呼ばれるほど人により流儀が異なります。天野さんは水中の毛ばりが引っ張る度に開いて魚にアピールする逆さ毛ばり、イージーな釣りを主張する石垣講師は52秒のスピード仕掛け、老人ビーズヘッド釣法の倉上講師は大きく重くキラキラした毛ばりを作り沈めて魚を誘うフライ(これはルアーだという悪口もある)を作ります。残った夕方までの時間は水辺の館前で続けて釣り。17時ぎりぎりまで参加者は川を離れませんでした。
釣りの後は17種のお湯が楽しめる南飛騨馬瀬川温泉に入っていただき中流部の料理旅館、丸八旅館へ。定宿、丸八旅館は女将さん自ら工夫をこらした四季折々の食材を使った料理で知られており、馬瀬にしてはめずらしく料理のみが目的で訪れる人も多いです。女将以下美人ぞろいのサービスに目を細め、料理にを楽しんだ後の釣り談義はQ&Aコーナー。
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