| 初日午前は、昨年鮎の味覚日本一になったことにおごることなく、河川浄化に継続して取り組む漁協副組合長からの挨拶に引き続き、岐阜県河川環境研究所よりの学術的な解説です。@渓流魚の種類と特徴、Aイワナは河川ごとに遺伝子が異なるくらい分化していたが既存種を無視した放流のため現状は交じり合っている、B別の河川に存在していたアマゴとヤマメについても過去に放流の間違いがあった、C異種共存を図るため、イワナやアマゴは居つく区域、採餌行動、産卵時期や場所を避けている、D外来種を導入することは要注意。ニジマスを入れた河川で陸生昆虫を取れなくなったオショロコマが水生昆虫を食べ、そのため川の藻類が減り水生昆虫を食べるアシナガグモが減ったという事例も報告されました。その他、地元関係者として興味深かったのが成魚放流について。下呂市周辺の日釣り券1,000円ではより多くを釣りたがる釣り師を満足させることはできず、また放流された魚も数日後には放流場所から大部分いなくなってしまうので釣果を求めるためには直前放流しかないという話です。コストのかかる成魚放流を続けていくべきなのか、考えさせられました。
さておなじみの萩原町「あまの」特製弁当の後は水辺の館前で実釣。この日はあいにくの小雨もよう。約半数の初心者はまず仕掛けの解説から石垣講師・倉上講師にお願いして、経験者は天野プロが川で指導します。アマゴとイワナの成魚放流ですが、昨年と比べてもまずまずの釣果。続いて川に出た初心者があまり釣れずに申し訳ないことをしました。
下呂市の好意により、講義の後は17種のお湯が楽しめる南飛騨馬瀬川温泉で冷えた身体を温め、料理自慢の丸八旅館での夕食と釣り談義です。毎年のリピーターも飽きさせず初めての参加者には感動を呼ぶ吟味された地元の食材が並びます。釣り談義では恒例、各講師の毛バリについて詳細な解説がありました。 |