今年で5年目になるアカデミー教室は、清流馬瀬川流域を舞台に、単なる釣り教室にとどまらず
自然生態系や地域文化を考えるナチュラリスト養成を目指します 。2006年末に設立した、馬瀬川を軸に地域振興に取り組む団体「NPO馬瀬川プロデュース」が下呂市より委託事業としてとりおこなっています。
国内外の河川をかけめぐる下呂市の宝、本流テンカラ師・天野勝利(下呂市萩原町在住)とレベルライン
の達人・石垣尚男(愛知工業大学マーケティング情報学科教授) という、全く異なる技法を持つ国内トッププロの直接指導を受けるために21名が参集。うち県内からは1名のみと、運営側としてはうれしいようなちょっと複雑な心境。 |
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初日午前中はまず、岐阜県河川環境研究所下呂支所による座学。渓流魚の生態(例:あまごはどこで降海型と残留型に分かれるのか、河川に残る稚魚法流の方法)や河川工事による自然環境の悪化とその回復方法など、釣り人にも地元民にも興味深い話になっています。北海道の調査事例で、堰堤のありなしでオショロマの個体数が100対3という結果を聞かされたのは衝撃的でした。
渓流魚のエサや隠れ家、そして清流を育む森林を保全するための馬瀬地域における「渓流魚付き保全林」取り組みの紹介もありました。
地元からは漁協副組合長が参加。漁協ではあまごを増やすために研究会を設立したり、河川浄化と魚の逃げ場をつくるに柳を植えようとか、意欲的な取り組みを始めています。 |
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釣りについては、昨年4月末の開催時は低水温に悩まされたため時期をずらしたのですが、放流魚のエサ切りが遅かったのかそれとも釣り人の姿を警戒したのか、釣果はあまりぱっとしませんでした。
日本のトッププロに教わるだけでも貴重な機会ですが、さらに釣って結果を出すための環境づくりにアカデミーとしても取り組んで行きたいもの。
釣り会場は初日は水辺の館。2日目は写真の漁協前。参加者自ら放流して行いました。NPOメンバーも萩原町の釣具店や下呂市職員、バーベキュー会場すずし野などさまざまな会員が手作りでサポートします。 |
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県内でも評判の南飛騨馬瀬川温泉で疲れを癒したら料理自慢の丸八旅館へ。美人おかみの笑顔にカメラマンが群がります。料理を満喫した後は釣り談義&仕掛けづくり教室。
いい加減でよろしい、とイージーなやり方をよいと主張する石垣講師、
「マメになり五感全てで自然を感じなさい」と自然児の天野さんに加え、特別講師として横浜在住ジャーナリストの倉上さんが独自の「老眼テンカラ法」のビーズヘッド毛針を披露してくれました。天野・石垣・倉上の3氏ともう一名、堀江渓愚さんを合わせて日本テンカラ界の4巨頭と称されているそうです。 |
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